でっかいキャラメルコーンを買ってみた
ドン・キホーテにてでっかいキャラメルコーンが安売り(確か100円ぐらい)だったので買ってみました。
封を開けて中を覗くと確かにでかい!
500円玉と比較してもらえるとわかりますが、ご覧のような大きさです。この大きさはカール並。やってくれるな、東ハト。
で、味はレギュラーサイズのキャラメルコーンとかわらないおいしさでした。
たくさんの種類がある
東ハトのHPで調べてみると、結構な種類のキャラメルコーンがあることにびっくりしました。
商品がマンネリ化するとバリエーションを増やす
味が4種類(オリジナル、アーモンド、ビター、チーズ)、サイズが3種類(小袋、レギュラー、3倍、5倍)となっています。
商品がマンネリ化してくると、味や形のバリエーションを増やして、テコ入れを図るというのはメーカーの常套手段です。
ただ、この種類を増やすと、メーカーは複数種類の在庫を抱える必要があり、万一販売数の読みがはずれると廃棄する量も種類分増えることになり、それなりにリスクがあります。
アップルの低迷期
これは以前アップルが抱えていた問題で、ジョブスがCEOとして戻る前は、とんでもないぐらいの種類のMacが世に出ていました。
Power Macシリーズをはじめ、パフォーマシリーズ、LCシリーズなどなど。
パフォーマシリーズなんて、1992年から1996年までの4年間で40種類以上のバリエーションがリリースされています。
この当時、パフォーマは米国のウォールマートでも販売されていて、すごいチープ感がいっぱいでした。今のアップルのイメージからは全く想像できません。
で、当然のようにアップルの業績は低迷していました(苦笑)。
種類を増やせば売れるとは限らない
以前のブログにも書いたのですが、選択肢が多すぎると人は選択ができなくなります。
行動経済学で有名な「ジャムの実験」というものがあるのですが、ざっくり言うと7種類以下のジャムだとそれなりに売れるものの、4倍の28種類に増やすと販売量ががくっと下がるというものです。
メーカーとすると選択肢を増やしてあげたほうが消費者の好みにマッチしやすいと考えがちですが、消費者はどれが自分にマッチするのか種類が多すぎて判断しづらくなってしまうわけです。
まさにアップルがそうでした。
ジョブスがアップルに戻った時に最初にしたことがMacの種類を限定することでした。ジョブスはハイエンド向けにPower MacとPower Book、ローエンド向けにiMacとiBookという4種類に絞ったわけです。
そこからアップルの業績が上昇に転じます。
ということで、3倍サイズのキャラメルコーンを食べながらくだらないことを考えてしまいました。