カエデの種が舞う
動画上でありますが、はじめてカエデの種が舞っでいるのを観ました。
カエデの種は、優雅にくるくると回って落ちていくのですね。ちょっと強い風が吹けば上空まで舞っていきそうです。
モバイルガーデンというコラム
以前、マックメムでは植物学者の遠藤先生によるコラム「モバイルガーデン」を連載していました。
自分はそのコラムで植物は子孫を多く残すために種を飛ばすことを知りました。
【動画】風洞でラワンの種を飛ばす/自分で空飛ぶ種を作ってみよう!遠藤のモバイルガーデン
ラワンの種とモデルを用いて実際に飛ぶかどうか実験を行いました。実際に飛んだラワンの種をもとにモデリングを行って空飛ぶ種を試行錯誤してみました。単純な構造ながらなかなかうまく行きません。そこでラワンの種をよく見るとあることに気づきました。それが飛ぶ種の秘密だったんです。それは...
飛ばすと言っても、もちろん自力で飛んでいくわけではなく、風にのって飛んでいくわけなのですが、風にのる方法は植物によって様々です。
風にのる種で身近なものはたんぽぽです。白くなったたんぽぽの花をふっと吹いて綿毛を飛ばした経験は誰でもあると思います。
たんぽぽの種は軽いので綿毛で飛んでいけるのですが、カエデやラワンのように重い種はそうはいきません。
そこでこれらの植物は種に羽をつけて風に乗りやすいように進化してきました。
ラワンの種
それで、ラワンの種の形状がこちら。羽子板の羽のようです。
遠藤先生は風洞を作って、ラワンの種が実際に飛ぶ様子を実演して見せていたそうです。
こうやって動画を観るとうまく飛ぶものだと関心します。
ということで、過去に掲載していたコラムですが、まだ読まれたことが無い方は「モバイルガーデン」を読んでいただければ幸いです。