【コロナ禍の日本経済】元に戻すだけでも人一倍の努力が必要だと知らしめる入試問題

日本経済を元に戻すのは大変

Youtubeの高校の入試問題の解説動画

ボケ防止のため(苦笑)時々、Youtubeにアップされている高校の入試問題を解いています。

今回は数学を数楽にというチャンネルにアップされた問題を解いてみました。

「地図を80%縮小コピーしたものを元の大きさにするのに何%で拡大すれば良いか?」というシンプルな問題です。

答えは125%なのですが、ついつい20%縮小したのだから元に戻すのは20%拡大すればいいのでは?と思いがちです。

しかし20%縮小すると実際には25%拡大しなければならないわけです。

この動画をアップされた川端先生が「勉強をさぼって20%成績が落ちると、元に戻すのに25%の労力が必要になるので日々なまけずに勉強しましょう」的なことを言って受験生に喝を入れておりました。

ただ、これは受験生だけの問題ではなく、日本経済に言えるのではないかと感じました。

つまりコロナ禍で日本経済が縮小しています。20%経済が縮小した場合、元に戻すのに25%の労力が必要になるわけです。つまり失うのは簡単でも、取り戻すのは相当の努力が必要ということになります。

米国ではバイデン政権では200兆円の大型の景気対策を行うとのこと。

日本も同じような景気対策を打たないと世界経済から置いてきぼりになってしまう、というか多くの日本人が日々の生活に窮する事態になってしまうのではないかと心配してしまいます。

横浜市長選挙では野党候補が勝利しました。政策が後手後手の与党へ市民のダメ出しだったのではないかと感じています。
 

コロナ禍の経済縮小

自分は経済についてど素人なのですが、昨今の飲食店をはじめとする店舗の営業形態で経済が悪くなっているとすれば、問題は2点あるのかなと考えました。

1つは、客単価の下落。これは飲食業界でお酒を提供出来なくなったことが大きいでしょう。料理だけでは原価率が上がってしまうでしょうし、そもそもお酒が飲めないならお店にいかないという人もいるのだと思います。

もう1つは営業時間。横浜では夜8時でお店での飲食が終了となります。これまで深夜までやっていた居酒屋さんなどは4時間以上短縮されているわけです。

例えば午後4時開店で8時閉店となると営業時間は半分ということになります。単純計算で売上は半分になってしまいます。
 

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1980年代日本経済の成長した理由

逆に言えば、営業時間が経済成長に大きく関係しているはずです。

自分が子供のころは商店街のお店は17〜18時に閉店、スーパーは19時ごろ閉店というのが普通でした。19時過ぎると外を出歩く人がほとんどいなくなり町は静かでした。

1970年代後半あたりから、名前の如く夜の11時まで営業するセブンイレブンが現れ、それからレンタルビデオ屋が登場し、それにあわせてスーパーをはじめとする様々な店舗の営業時間が徐々に伸びていきました。

それにあわせて人々のライフスタイルも夜型にシフトしていったのが1980年以降ということになります。

1980年代の日本経済の成長の理由は営業時間が伸びたことによるものだったのではないかと、経済ど素人の自分が勝手に想像してみました。
 

いづれにしても、日本経済回復のために、いろいろなお店が夜遅くまで営業ができるような日が早くくれば良いなと思う次第です。
 

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