【原付2種一発テスト合格のコツ】小型バイクに乗りたいならすべき秘訣【神奈川・二俣川】

原付二種一発テスト

以下は自分が二俣川の試験場で受験して、一発合格した体験をもとに感じたことです。たぶんかなりの部分が正しいと思いますが、完全に正しいかはわかりません。また神奈川以外での試験場の基準とあうのかどうかもわかりません。あくまで個人的な見解ですのでご了承ください。

またこのブログでは基本的なノウハウ(例えば停止線でどのように停まるかとか、一本橋はどのように渡るかなど)について語っていません。ググればたくさん出てくると思いますので、他のブログを必ずご確認ください。

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一発テストの合格の秘訣

1.メリハリのある運転をすること

テスト前に試験官が開口一番に【メリハリのある運転】を心がけるよう注意していました。わざわざこんなことを言うということは、【メリハリの無い運転では合格点は出さない】ということだと思います。

それでは【メリハリのある運転】とは何かということなのですが、自分は【スピードを出すべきところはスピードを出して、スピードを落とすべきところでしっかりと減速すること】だと感じました。

まず二俣川は外周の直線で40km/hを出せる部分が3箇所あるのですが、試験で必ず40km/hを出すように指示されているのは1箇所だけです。ただ、指定されていないところでも出来る限り40km/h前後のスピードを出したほうが良いように感じました。

というのも、自分が受験した時に、ゆっくりと丁寧に走っていた一人の人が不合格となりました。自分の見た感じではどこも悪い部分があったように思えなかったので、【メリハリのある運転】が出来ていなかったのが敗因だったのではないかと想像しています。

考えてみれば当たり前なのですが、原付2種免許というのは、自動車同様の法定速度で走行可能なバイクに乗って良いという許可証です。もし30km/h程度のスピードでしか走らないのであれば原付免許でよいわけです。原付2種免許を与えるには40km/h以上でもちゃんと運転出来る能力を見せてくれというのが試験官が求めることだと思います。

もっとも40km/h以上を出したらカーブ手前できっちりと減速しなくてはいけませんし、追い越しの場合の後方確認やウインカーの出し戻しなども迅速に行わなくてはいけません。スピードがあるため頭で考えて行動する時間がありません。反射的に出来るようにしておく必要があります。
 

2.コースを完全に暗記していること

自分の受験時には8名の受験生がいましたが、コースを間違えなかったのは3名だけでした。

コースを間違えた一人の受験生曰く「コースを暗記していたけれどテストが始まったら頭が真っ白になってしまってどこを走ったら良いのかわからなくなった」とのことでした。

試験の途中でコースを忘れた場合や、コースを間違えた場合は試験官から無線で教えてもらえることになっていますが、実際には教えてもらって完走できた人はいませんでした。

コースを忘れると試験官の心象が悪くなりますし、テストを流れで見ている立場とすれば、ぶつぶつと切れた運転を見せられて合格点を与えるわけにはいかないでしょう。

またコースを間違えてもやり直すことは出来ますが、正しいコースに戻る途中も交通法規に従って運転をする必要があるため、減点機会が増えて不利になります。

自分は以下のサイトを参考にしました。コースの写真撮影は禁止のはずなのですが、このサイトにはたくさんのコース写真が載っているので大変貴重です。

1号コース

普通二輪小型AT限定一発試験(1号コース) : はーとさんの独り言
ここで説明することはあくまでもいち個人の意見・感想ですのでこの記事を参考にしたことによっての合否の結果については一切責任を持ちません。また、私が試験中に行った動作が正しいとは限りません。そのことを了承した上でご覧ください。試験車両はアドレスV125です

2号コース

普通二輪小型AT限定一発試験(2号コース) : はーとさんの独り言
2号コーススタートします。細かい動作は1号と同じなので省略します。2号コースはスタート直後右折となるので一時停止の右側にマシンを寄せて停止します。試験発着所の正面ストレートで指定速度40キロまで出します。途中に横断歩道がありますが左右の確認は必要です

自分は上の写真が次々と頭の中に浮かぶようになるまで繰り返し見続けました。イメージトレーニングです。また、それぞれの写真にある注意点が【瞬時】に出てくるまで完全に覚えました。

ポイントは【瞬時】に出てくるかどうかです。なぜかと言うと、テストの最中考えている時間がないからです。40km/hで走るバイクを操作しながら、何かを思い出すというのは困難です。

ですから、なんとか思い出せるという状態では不十分で、何も考えなくても【瞬時】に頭に思い浮かぶまで覚える必要があります。

テストではいろいろなプレッシャーがかかるので、コースは完全に血となり肉となるぐらいに暗記していないといけません。

ただ人には得手不得手があるので、どうしてもコースが覚えられない場合は一発テストに向いていないので、教習所で受講するようにと、試験官は言っていました。

3.コースの下見

コースの下見は可能であれば1度はしておくことをオススメします。下見は平日のみ、午前中8〜8時半、午後12〜12時半となっています。

ただ自宅が二俣川から遠い場合、テスト当日に下見をすることになります。この場合、8時から下見を行い、8時15分に窓口でテスト手続き。その後再度コースに戻り下見を行うことが可能です。

自分の場合、テスト当日のみ下見をしました。実際にコース上を歩き、コースの写真と実物のコースを比較してまわりました。

下見をしてよかったと思ったのが、S字、クランク、一本橋の幅と、急制動の制動距離を知ることが出来たことでした。実際の一本橋は想像よりも狭く、急制動の制動距離も想像よりも短目でした。もしぶっつけ本番でテストに臨んだらちょっとびびったかもしれません。この2点だけでも下見をした甲斐がありました。
 

一発テストのメリット

1.費用

一発テストの大きなメリットの1つは費用が安いという点です。

自分の調べた範囲では2020年現在、横浜・川崎の教習所では普通免許保持者7万円前後、普通免許がないと14万円前後の費用がかかります。MTの場合は上記価格にそれぞれ1万円余計にかかる感じです。

それが一発テストの費用は受験料2,600円、試験車使用料約1,450円で、合計わずか4,050円しかかかりません(合格後に取得時講習受講料が12,000円、免許証交付料約2千円がかかります)。

自分の場合、テスト合格当日に免許が欲しかったのでテスト前に【特定講習】を受講しました。これは教習所にて受講が義務付けられているのですが、自分の場合その費用が入校料込みで17,400円でした。もし普通免許を取得した教習所で受講していれば入校料が免除され受講料の12,000円前後で済むと思います(教習所による)。

ちなみに特定講習は【危険予測】と【応急救護】の2種類ありますが、自分のように普通免許保持者は【応急救護】は免除されますので、その分の時間も費用も少なくてすみます。

2.期間

原付二種の免許は理論的に最短2日で取得出来ると言われていますが、自分が調べたところでは横浜・川崎の教習所では2日の集中コースはありませんでした。ということは複数回に分けて受講しなくてはならず、教習所に何度か足を運ぶ必要があります。

また2020年現在コロナ禍で教習所が大変混んでおり、希望通りの受講が出来ない場合が多くあるようです。

その点一発テストであれば、事後講習(または特定講習)に半日(実質3時間)、テスト申込みに半日(実質30分)、実技テストに半日(実質2時間)しかかかりません(2020年現在、二俣川ではテスト申し込みから実技テストまで2週間前後待たされているようです)。

2020年はちょっと特殊な状況ですが、一発テストで2週間前後に免許を取得するほうが早い可能性があります。
 

その他注意点

自分は以下のサイトを参考にしました。

はーとさんの独り言 - 一発試験
原付の改造・メンテを中心に書いていこうかと…

一発テストでぐぐると、上記のサイト以外にもたくさんのサイトの記事が出てきますので、いろいろと読んで知識を得てください。

一発テストはやるべきことをしっかりやれば決して難しいことはないと思います。

受験だけなら約4千円ですので、まずは1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。うまくいけば格安にかつ短期間で免許取得が可能です。
 

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