なぜかiPhone SEが大安売り
現在8月13日ですが、ネットの記事によると最近iPhone SE(第2世代)が大安売りになっています。
以下の記事に詳細があります。
最安値はヤマダ電機で64GBモデルが一括1円と提示されています。また3大キャリアの販売店でも1万5千円前後で販売されているようです。
かつては他社の契約者を自社に転出してもらうためのインセンティブとして大幅な値引きを提供するというのはありましたが、今回は新規契約でも受け付けるとのこと。それどころか回線契約をしなくてもこの価格で買えるらしいのです。
iPhone SEに何が起きているのか
iPhone SEの価格は約5万円。それが1円になるというのは通常考えれば大赤字です。ところがその価格でも販売できるというのは何かしらの裏があるわけです。
可能性としては2つ。
推測1:各社ともiPhone SEの販売ノルマに達しておらず、赤字覚悟で販売している。
推測2:アップルがiPhone SEの在庫を大量に抱えており、それを各社に格安で流している。
ちょっとこの件は、どこかの販売店に立ち寄って店員さんに聞いてみたい思います。
iPhone SE(第3世代)発表まもなくか?
いづれにしても、iPhone SEが大量に余っているのは確かな感じで、それをさっさと売り切りたいという思惑があるようです。
ということは、もしかするとiPhone SE(第3世代)が近々発表になるのかな?なんて邪推しています。
ネット上のうわさでは2022年前半にリリースされるようなのですが、ひょっとするとクリスマス商戦に間に合わせるために9月頃に発表なんてこともあるかもしれません。
次のiPhone SEは5Gに対応するようなので、それを全面に押し出してアピールしたいのでしょう。
NUpowr 2400大量在庫の苦い記憶
大量在庫といえば、自分がNewer Technologyにいた頃に、PowerBook 2400用のアップグレードカードであるNUpowr 2400を作りすぎて大量在庫を抱えた苦い経験があります。
この大量在庫によってNewerのキャッシュフローが滞るようになり、経営破綻のきっかけとなったわけですが、ここらへんの顛末はプロジェクトNに書きました。
正式版は有料ですがキンドル版
にもあります(^_^。にんじんをぶら下げるアメリカの文化
大量にNUpowrの在庫を抱えたNewerが最初にしたのはインセンティブを設けたことでした。
購入した販売店に購入数に応じたキックバックをするというプロモーションを行ったのです。そして販売店へのセールスが成功した場合、それをアシストした社員にもボーナスを出したのです。
在庫を抱えて含み損なのにもかかわらず、さらにボーナスを出すという考え方はアメリカン文化だなと関心したものです。
日本の会社なら社員にノルマを設けて、販売店に泣きついてでも売ってこいと尻を叩くのが普通だと思うわけです。
お金で解決できることはお金を出すのがアメリカ文化、精神論で頑張らせるのが日本文化、という感じでしょうか。
iPhone SEの今後の展開を注視
いづれにしてもiPhone SEに何かしらの動きがあると思いますので、気にしてウォッチしていたいと思います。