遠藤です。みなさんこんにちは。
今年の11月から12月の間に打ち上げが予定されているミューゼズCという人工衛星を知っていますか?
この人工衛星は地球の近くの小惑星、といっても大きさ500mくらいの惑星なのですが、そこに降りたって、惑星のサンプルを採集し、地球に持って帰ろうという仕事を予定している人工衛星です。
月以外からの星からサンプルを採集し、地球に持って帰るのは世界で初めての挑戦で、サンプルを地球でじっくり調べられるという点からも、画期的な計画だと思います。
そのプロジェクトの中で、「ミリオンキャンペーン:星の王子さまに会いに行きませんか」というキャンペーンが今行われています。
インターネットや、はがきで応募すると、自分の名前が刻まれたプレートが衛星の一部となって、小惑星に降り立つというものです。
以前にも、NASAの衛星のカッシニや、のぞみに名前を乗せるというイベントがあり、私は両方とも参加しました。
よく考えれば、単に自分の名前が書かれたプレートが宇宙に行くいうだけのことですが、ニュースでこれらの衛星のことが紹介されるたびに、「私の名前が乗っているんだ」と身近に感じたものです。
しかも、今回は、惑星着陸をするというイベント付きです。
登録は無料ですから、インターネット環境をお持ちの方は、上記のリンクをたどって、参加されてはいかがでしょうか?
今回の募集は100万人だそうです。100万人もいると、家族や、友人と一緒に応募して、離ればなれのところに記載されるのは寂しい、と思う人がいるでしょう。
そこで、今回は、「連名応募」という仕組みがあり、登録するときに一緒にしてくださいと指示すると、ちゃんと隣り合ったところに名前を刻んでくれるそうです。
『星をつかもうと手を伸ばしても、なかなかつかめないかもしれない。
でも星をつかもうとして、泥をつかまされることはありません。』
Leo Burnettの言葉だそうですが、このイベントに応募して、何か、高い目標を心にするのもいいですね。