【Macアプリの公証制度】来年2月から。Mac互換機のライセンス供与を停止したアプリ版のようなものか?

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来年2月から公証制度厳格化

来年2月からMac App Store外アプリの「公証」要件を厳格化するとのこと。

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基本的にiPhoneのようにMacもApp Storeだけでアプリを流通させたい思惑があるわけです。

理由は2つあって、1つはウイルスのようなアプリをMacに入れさせないこと。もう1つは収益を上げるためです。

App Storeを通すことで有料アプリの売上の3割ぐらいを徴収するのではないかと想像しています。

また公証制度が厳格化されれば、App Storeで販売するしないに関わらず、アップルの意思に反するものをリリースできないということになります。例えばOnyxのようなOSをいじるようなものや、アップルのアプリとバッティングするようなものが規制される可能性があります。

公証制度というのはある意味言論統制のような仕組みだと思います。iPhoneは仕方ないにしてもこれまで自由に使えたMacに制限が入るのは反対です。

かつて、Macの互換機がアップルから一方的に(ジョブスの指示で)OSのライセンス供与をしないと通告されたことがありました。このためMacの互換機メーカーはこの世界からなくなりました。

ある意味で、これはアプリ版のライセンス拒否のようなものになりかねませんから、どうかと思います。
 

有料版のお試しが出来なくなる

さて、将来MacのアプリがApp Store限定になってしまうと個人的に困るのがたぶん有料版のお試しが出来なくなることです。

現状では自身のMacで10日間無料で使える、みたいなアプリがありますが、App Storeでの販売なってしまうと有料版のお試しが出来なくなるのですよね。

期間内だけ使える制限のない有無料版と全く制限のない有料版のような形でリリースしてくれればいいのですが、機能限定の無料版だけだと試したい機能が試せないようなことがあるかもしれません。

いづれにしても、ユーザーからすれば公証制度の必要なんてないんですけどね。
 
 

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