iPhoneで気圧を計測
以前、iPhoneの標準アプリの”ヘルスケア”のアクティビティーで上った階数が気圧計で測られていることを知りました。
だったら、台風で気圧が変化するかチェックしてみようと、通過にあわせてチェックしてみました。
気圧はSiriが教えてくれる
気圧を知るための標準アプリがないので、その手のアプリをダウンロードしようと思ったのですが、ダメ元でSiriに”現在の気圧を教えて”と尋ねたところ、見事表示してくれました。
ということで、Siriを用いて計測開始。
今回の台風19号、台風情報によると中心の気圧は965hPaということでした。
iPhoneで計測をしてみたところ...
計測開始は、台風上陸前 17時53分 980.7hPa
(しかし一緒に表示されるiPhone標準の天気アプリの表示がとんでも。豪雨にもかかわらず、広範囲のにわか雨ってなんだよ。)
台風上陸前 18時52分 977.99hPa 風が除々に強まる
台風通過時 20時44分 972.57hPa 風が最大 ← この数字が一番低い状態でした。
台風通過後 21時47分 975.28hPa 風がおさまって来た感じ
台風通過後 22時11分 977.99hPa 風がほぼおさまって来た感じ
台風通過後 0時0分 984.76hPa ほぼ無風
台風通過後 2時6分 989.84hPa 台風一過、無風、月が出ている
一夜明けて 8時5分 1005.76hPa 雲1つ無い快晴 1000hPaを回復
iPhoneの気圧と台風の気圧に差がありました。
結局、一番低い数字が972.57hPaでした。台風情報では、台風の中心気圧が965hPaということでしたが、自分のiPhoneではここまで低くはなりませんでした。
これは、台風の中心が自宅の上を通過しなかったか、iPhoneのセンサーが間違っているか、台風情報が間違っているか、上空と地上での気圧の差かのいづれかだと思います。
それで気になったので、台風情報の気圧はどのように計測されているのか調べてみました。
台風の気圧はどのように計測されているのか
台風の中心気圧の計測についてよくよく考えてみれば、台風の目に気圧計を持っていって計測している人はいません(以前は米軍機が飛んでいって実際に計測もしていたそうですが、現在はしていないとか)。
ではどうしているかというと、衛星写真の雲の大きさやパターンから気圧を予想しているそうです。
であれば、実際にiPhoneで計測したデータのほうが正しいという可能性もあるわけです。
というか、上空の台風の気圧と地上の気圧を比較して誤差があったところで、それがどうしたということですね。誰もそんなことは気にしません。
いづれにしてもiPhoneでざっくりした気圧が計測できることがわかったという話でした。