「書類と同期」の漏出が止まった
【ネットワーク設定をリセット】の後1週間経過しましたが、データ漏出がぴたっととまりました。
たぶん、iOSのネットワーク設定での何かしらの不具合が問題だったということで間違いないと思います。
「同期」という言葉から、データを同期しているiCloudの設定を疑って見直しをしましたが、設定を全部オフにしても、iCloudをログアウトしても漏出は続いたので、iCloudは関係なかったということで良いと思います。
再発の恐れ
今回の対策は根本解決ではなく、症状が出た際の対処療法です。よって、根本解決されていないので再発の可能性があります。
再発はどうやって気づくかというと、モバイル通信量が著しく増えたかどうかを定期的にチェックするしかありません。
強いて言えば、定期的に【ネットワーク設定をリセット】するという方法がありますが、トラブル前に【ネットワーク設定をリセット】したからと言ってトラブルが起きないという保証はありません。また【ネットワーク設定をリセット】するとWi-Fiの設定をしなおさないといけないので面倒なので、得策ではありません。
ということで、対策としてはモバイル通信量を定期的に確認すること。
あとは、iPhone使用時に、左上の通信ホイールが回りっぱなしになっていないか気にしていることぐらいだと思います。
追記)
2020/11/08 その後この通信ホイールが回りっぱなしになっています。ただモバイル通信量もWi-Fi通信量も増えていないので、通信ホイールの表示のバグのようです。気持ちが悪いので消す方法を探していますが見つからないので放っておいてあります。
2020/11/10 iOS14.2にアップデートしてから通信ホイールの回りっぱなしが止まりました。やはりバグだったようで、ホッとしています。
対処療法だが
本来なら不具合を根本解決をしたいところですが、本当の原因はわかりません。
ネットワーク設定に何かしらの不具合がでていることは間違いないのですが、何が不具合をおこさせているのか現状ではわかりません。たぶんですがiOSのバグではないかと想像しています。
となると、ユーザーが出来ることはありません。ただただiOSのバグフィックスを待つしかありません。
経済的な損失
ちなみに「書類と同期」で検索してみると、2018年あたりからアップルのサポートコミュニティーでこのトラブルに関する投稿があることがわかります。
当初はiOS14のバージョンアップで発生した問題かと思っていましたが、決してそうではないようです。
ただ、これはただのバグではなく、多くのiPhoneユーザーにとって経済的にダメージを与えるものであるということです。
「通信量使いたい放題」とか「何十ギガもある大容量の契約」であれば1GBや2GBはなんてことないかもしれません。
ただ、自分のように1ヶ月3GB程度の少量の契約しているユーザーにとって1GB以上の通信量漏出は致命的です。
ちなみに、通信量の追加購入はどのキャリアもだいたい1GB約1,000円です。
今回自分は4GB以上漏出してしまったので、単純計算で4,000円相当の損失になったということです。
対策出来たからこの被害額ですみましたが、対策していないユーザーはこの不具合のために大容量の契約に見直すか、それとも通信量が不足した度に追加購入をするしかなくなってしまいます。
下のツイートは本当に心の叫びです。
iPhone SE本体が約5万円で、これを24ヶ月の分割払いで購入すると約2000円/月です。
一方で「書類と同期」が2GBになれば、通信量追加購入分が2000円となり本体と同じような価格になりますから、結構大変なことだと思います。
iOSのアップデートに期待
昨日iOS14.1がリリースされましたので、早速アップデートしました。
このアップデートでネットワーク設定関連のバグが修正されていることに期待しています。