コインランドリー窃盗
コインランドリーから現金盗まれる事件相次ぐ 東京など #nhk_news https://t.co/0mDrCceB5U
— NHKニュース (@nhk_news) October 3, 2019
コインランドリーから現金が盗まれる事件が頻発しているとか。
果たしてこのハイテク端末にいくら現金が入っているのでしょう。千円札と100円玉ばかりですから、たぶん10万円とか20万円というような額だと思うのです。
たぶんオーナーからすると、現金はくれてやるからこのハイテク機は壊さないでくれよ、という思いなはずです。理由としては
- 端末機は数十万円するので、交換になったら大損してしまう。
- 修理となったら修理代が高額。市販品なら部品も安価にたくさんあるでしょうが、特注の端末機なんて部品も高いだろうし、それをなおす技師の工賃も高いはず。
- 故障中は営業に支障がでる。もしかするとこれが一番痛いかもしれません。端末から操作が出来ないと客が洗濯が出来ず、別のお店に流れてしまい利益が減ります。
泥棒もどうせ狙うならATMにしろよ!と思うのですが、そうするとセキュリティーが厳しいので、盗むのが難しいわけです。
コインランドリーの両替機あたりがセキュリーティの甘さに対して実入りが多いと判断してのことなんでしょうね。
窃盗犯にとってはお金を盗めるのなら、端末機が壊れて店のオーナーがどれだけ損するかなんて知ったことではないのでしょう。困ったものです。
米国の自販機からスナックが出てこない場合
さて、この話を聞いてNewer Technologyにあった自販機のことを思い出しました。
Newerには以下のようなスナック菓子の自販機が設置されていました。米国にある典型的なやつです。ハリウッド映画なんかに時々出てくるので知っているひとも多いかと思います。
この自販機の仕組みは単純です。コインを入れて欲しい商品のボタンを押すと、以下の写真のように真ん中のらせん状の棒がくるくると回って商品を押し出して、下に重力で落ちるようになっています。
ところが、らせんの棒がくるくると押し出しているにもかかわらず、時々最後にひっかかって下に落ちないことがあります。UFOキャッチャーで賞品が出口のところに半分以上落ちているような状態といったらわかってもらえるでしょうか。
そうなると、普通の人は自販機を揺するわけです。スナックの袋がほんのちょっとだけ棚のでっぱりにひっかかっているわけですから軽く揺らせば落ちてくると考えるわけです。
ところが自販機自身もしっかりした作りになっているので、軽くゆすったぐらいでは中まで力が届かないことがあります。そうなると、本格的に自販機を傾けたり、特に若者にその傾向がありますが、タックルしたり、場合によってはキックしたりします(苦笑)。
そんなタックルやキックの音を聞くと、この自販機のそばにいて管理を任されていた経理のマネージャーが飛んできて、スナックを買おうとしている若者に注意するわけです。
このお金を上げるから、もう一度同じものを買ってくれ。頼むからそんな風に自販機を壊すようなことをしないでくれよ。この自販機数十万円するんだぞ。たった数十円のためにこれが壊れたら目もあてられないよ。
若者にとって、スナックをなんとか取ることしか頭にないので、自分の行為がどれから被害をもたらすかなんて全く考えも及ばないのでしょう。自販機担当のマネージャーは苦労していました。