幼稚園の前の道を通って、駅へ向かう途中。
オレンジ色のキンモクセイの花を詰めた紙袋を見つけました。
良い香りを自分のものにしようとしたのでしょうか?
それとも、お母さんへのおみやげ、だったのでしょうか?
キンモクセイの香りはとてもすてきですよね。
香りは、夜の方が引き立つように思いますが、みなさんはいかがですか?
人間は目から得られる情報が多いときはほかの情報はセーブされていると聞きます。
ですから、まわりが暗い分だけ嗅覚が研ぎ澄まされているんでしょうね。
私のいつも使う道はキンモクセイがたくさん植えられています。
遠くの月を見ながらキンモクセイの香りに包まれる。
心地よい帰り道をしばらくは楽しめそうです。
キンモクセイは雄の木と雌の木があって、日本では雄の木しかないので・・・
・・・こんな時には植物の知識なんていらないですよね。
心をオレンジで、いっぱいにすればいいのです。