米国のガム達
多分米国のチュイーンガムといえば、白いスペアミントと赤いシナモンガムが双璧だと思います。あとは緑のペパーミントや、黄色いジューシーフルーツなる甘いガムなんかも有名ですね。
それで、自分はシナモンガムがすごく好きです。理由としては、味が強いので長時間味の持ちが良いこと。適度な刺激が眠気覚ましにもなりますし。
日本にはシナモンガムがなーい!
ところが日本ではシナモンガムが販売されていません。なぜなのでしょう?
以前ロッテからシナモンガムが販売されていました。
ところが、今販売されていないということは、人気がないということなんでしょうね。
ニッキなるシナモン
シナモンガムの話をすると、日本人はシナモンは刺激が強すぎて好きではないという答えがよく返ってきます。
いやいやいや、日本人シナモン好きでしょ。だって、京都に行ったら皆お土産は八ツ橋買ってきますよね?もし日本人がシナモンが嫌いなら八ツ橋がお土産の定番になるはずはありませんもの。
また自分が子供のころ、缶入りの浅田飴が販売されていましたが、味が2種類あったうちの1つはニッキ味でした。
そう、ニッキというと急に日本に馴染みのあるものになるんです。昔からニッキという名前でシナモンは日本にあったんです。
最近ではシナモン入のパン、クッキー、ドーナッツなんかも人気がありますよね。だから決して日本人はシナモン嫌いではないはずです。
シナモン味のガムがないのか考察
シナモン味のガムがない理由は以下のようなことなのかもしれないと仮定してみました。
- 原料(シナモン)の価格が高い
- 原料(シナモン)の取り扱いが難しい
- 原料(シナモン)が定期的に入手出来ない
- ガムの販売量が減っている時代に新しい味の開発はコストに見合わない
1〜3については考えづらいかなと思います。というのも八ツ橋で普通に使われている香料がガムに使えないはずがなく、八ツ橋が一年中販売されていることから供給量も十分なのではないかと想像します。
となると4の今更開発は出来ないということなのでしょうか。ロッテではすでに販売実績があるので、同じレシピを使うとか、多少アレンジすればあまりコストもかからないような気もします。必要なら米国シナモンガムをライセンス生産することも出来るはずです。
それをしないということは、単純に日本人はシナモンガムは好きではないという一言に帰結してしまうのでしょうか。寂しいですがそれが現実のようです。