【東京メトロの感動話】東西線茅場町のエスカレーターが生み出すドラマ

茅場町駅エスカレーター
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東京メトロ東西線茅場町駅のエスカレーター

東京メトロ東西線茅場町駅の日比谷線乗り換え用エスカレーターは、たぶんホームの広さの関係なのでしょう、上り専用と下り専用に別れて設置されています。

下の写真の《エスカレーターと階段》が、前後に2本あるのです。

茅場町駅のエスカレーター

まず、東西線茅場町駅を中央付近で降りると、《下りのエスカレーターと階段》が見えてきます。上りのエスカレーターはないのかな?と、よく表示を見るとその後ろに《上りのエスカレーターと階段》があることがわかります。

逆に言えばこの表示をしっかりと見ないと、上りのエスカレーターがないものだと勝手に解釈してしまいがちです。

実際にそう解釈している人が多いようで、大きな荷物をもって階段を上がっている人をよく見かけます。
 

大きなスーツケースを運び上げる外国人家族

ある時、自分のちょっと前にいた、外国人の家族づれが大きなスーツケースをもって階段を上がっていきました。そのスーツケースの大きさから、たぶん日本の旅行が終わり成田に戻るような感じでした(茅場町からは日比谷線で京成線に乗り継いで成田まで行くことが出来ます)。

お土産をたくさん持って帰るのか、ぱんぱんに膨らんだスーツケースはかなり重そうで、お父さんがメインに持っているのですが、二人の息子がお父さんを手伝うために左右から引っ張り上げています。

彼らに上りのエスカレーターがあることを教えてあげればよかったとちょっと後悔しながら、自分はその後ろにある上りのエスカレーターに載って日比谷線のホームまであがりました。

すると、そのスーツケースをもった親子がなんとか階段を上りきったのでしょう。はあはあ言いながら歩いてきて、下からエスカレーターでゆったりと上がってきた自分に気づきました。

どこの国の言葉かわかりませんが、「あ、上りのエスカレーターがあった!」みたいなことを息子の1人が叫ぶと「やれやれ俺の苦労は何だったんだ!?」というあきれたような父親の顔をみて、家族全員で大笑いしていました。

しなくてよい重労働を1人でしていたら、きっと毒づいたり、悔しがったりしていたことでしょう。

でも家族でその苦労をシェアしたことで「俺たちバカだったな(苦笑)」みたいなノリで家族全員で笑いあっているわけです。そんな家族の関係が素敵だなと思いました。

茅場町駅のエスカレーターが上り専用・下り専用にわかれているからこそ、きっとそんなドラマが日々起きているのではないかと想像しています。
 

 

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