AirPods Proが軒並み高評価
ツイッターを見ていると、すでにAirPods Proを購入した人がファストインプレッションが出ていますが、軒並み高評価です。
AirPods Proゲット。
— 零[Hz] ROY :││ (@zerohz_roy) October 30, 2019
この価格でこの性能は安すぎる。
久しぶりに良い買い物したな🦈
はっぴーーー pic.twitter.com/ZNk3w740Ub
ちょっと…AirPods Proすごく良いよコレ。ちょうど外で工事しててうるさいんだけど、箱から出してすぐiPhoneに接続されて、チップ変えて耳につけた瞬間、すでにシーン…としてる。耳につけるとき「大きいかなぁ」と思ったけど、すごいフィットする。快適。あーコレは良いものだ… #AirPodsPro
— 弓月ひろみ/iPhoneケース展11/23名古屋 (@yuzukihiromi) October 30, 2019
ただ、自分はこういう意見を鵜呑みにしません。なぜかというと価格の高い製品を購入すると良い評価をつけがちだから。これ「認知的不協和」といいます。
購入者の認知的不協和
認知的不協和とは、人が自分の中で矛盾する「新しい事実」を突きつけられた時に感じる不快感のことを表します。
購入した人が「価格の割に自分の望むような音質ではなかった」と感じた時に、そのもやもや感を解消するには2つの方法があります。
方法1:AirPods Proを返品すること。
方法2:「実はこの製品は良かったのだ」と自分に言い聞かせること。
もし方法1の返品が出来ないとすると、方法2をとるしかありません。
自分の支出がムダだったということを認めたくないので、AirPods Proの音質が良かったと思い込むしかありません。その結果必要以上に褒めちぎるレビューを書いたりします。
なので、良いと言っているレビュー記事はその分を差し引いて読む必要があります。
非購入者の認知的不協和
一方でAirPods Proを購入したいけれど高くて購入出来ない人にも認知的不協和が発生しています。それを解消する方法が2つあります。
方法1:AirPods Proを購入すること。
方法2:「実はこの製品は全然大したことない」と自分に言い聞かせること。
この場合、方法1が出来ないわけですから、方法2をとるしかありません。
つまり、自分が買わないのは価格が高いからではなく、製品がしょぼいからだと思い込むしかありません。その結果必要以上に叩いたりします。これはイソップの《すっぱいブドウ》の話が有名です。